点検校正
はかりJCSS校正
JCSS事業者の認定を取得しており、天びん・はかりの校正サービスにおいて、JCSS標章付きの証明書が発行可能です。
最近、ISO9000(品質保証に関する国際標準規格)、GLP(医薬品安全性試験基準)、GMP(医薬品製造管理・品質管理基準)、自動車関連の品質保証規格であるIATF 16949などグローバルスタンダードへの対応が求められています。当社では天びん・はかりの校正サービス時に、JCSS標章付きの証明書が発行可能です。
なぜJCSS校正が必要なのでしょう・・・
品質システムの正当性・妥当性・透明性が社会一般で受け入れられるには構築したシステムがISO9000,GLP,GMP,IATF 16949,HACCP,ISO/IEC17025等に適合している必要があります。
そのため、天びん・はかりの校正結果には、不確かさがすべて表記された国家標準とのトレーサビリティが不可欠です。
従来天びんやはかりを自社内で校正する場合、不確かさを考慮せずにトレーサビリティを考える傾向がありました。
ところが本来トレーサビリティの確保には不確かさの評価が必須なのです。
品質システムの構築に最適なJCSS認定
JCSSは認定基準としてISO/IEC17025に適合し、さらに、MRA-JCSS認定事業者は相互承認したすべての諸国間においても共通の標準とすることができます。
不確かさの値が表記された、島津の天びん・はかりのJCSS校正はトレーサビリティ確保の面から、品質システムの構築に最適です。
株式会社島津アクセス キャリブレーション部は、認定基準としてISO/IEC 17025を用い、認定スキーム ISO/IEC17011に従って運営されているJCSSの下で認定されています。JCSSを運営している認定機構(IAJapan)は、アジア太平洋認定協力機構(APAC)及び国際試験所認定協力機構(ILAC)の相互承認に署名しています。株式会社島津アクセス キャリブレーション部は、国際MRA対応JCSS認定事業者です。JCSS0111は、当キャリブレーション部の認定番号です。
JCSS校正のチラシもご用意しております。こちらのリンクからご覧ください。
はかりJCSS校正について
不確かさ表記付きの校正
島津製作所電子天秤、はかりだけでなく、お客さま所有のどんなメーカーの天秤・はかりでもJCSS校正を実施致します。
天びん・はかりの温度係数が公開されていることが必要です。
JCSS標章(認定シンボル)は国家標準とトレーサブルであることを意味しますので、 校正証明書にトレーサビリティ体系図は添付されません。
JCSS標章付校正証明書
校正証明書の記載事項
- 校正品目の仕様
- 校正時の環境条件等
- 観測値(3.1 繰返し性 3.2 偏置荷重 3.3 正確さ)
- 校正結果(偏差、拡張不確かさ、包含係数、有効自由度)
- 特記事項


校正料金、対応機種などは、こちらの島津製作所天びんサイトをご覧下さい。